理系のための研究生活ガイド
タイトル:理系のための研究生活ガイド
著者:坪田一男
①内容紹介
この本は著者がトライアル・アンド・エラーをして得た研究生活のノウハウやテクニックを包み隠さず紹介している本です。著者は慶応大学の教授であり、長年研究を続けてきた方であるためだいぶ実践的な内容である。
内容は研究とは何かから始まり、研究室やテーマの選び方、はたまた読書術や留学する方法など様々です。
この本の主張としては、研究とはロマンに溢れた行為、知的冒険の最たるもの、絶対的に面白いものなどとプラスな意味でとても一貫しています。
著者が本気で研究を楽しんでいるのが本を通して伝わってきます。
②感想
この本を読んでいると研究したくてたまらなくなってきます。研究者とは何かわからない、研究なんて楽しくない、研究者として生きていきたいけどどうしていいかわからない、なんて人に特にオススメです。(学生向け)
この本に興味を持ったら是非この本の続編的ポジションである「理系のための人生設計ガイド」も読んでみてほしいです。
理系のための研究生活ガイドは研究というものに対して向き合っていますが、こちらの本は理系の人生(研究者)という大きなテーマに対して向き合っています。どちらの本もとてもためになる内容が目白押しです。
研究につまづいたときに読みたい度:⭐︎⭐︎⭐︎/3
スタディサプリ・TOEIC L&Rテスト対策コース
タイトル:スタディサプリ・TOEIC L&Rテスト対策コース
英会話・TOEIC®対策に│リクルートのスタディサプリENGLISH
①内容・紹介
このスタディサプリは、TOEIC対策の中で代表的なアプリです。
このアプリでできることとしてパーフェクト講義、TEPPAN英単語、パーフェクト講義英文法編があります。(実践問題集というものもあるのですが、これはさらにテキストを購入するものであり、私は使ってないので省きます。)
このアプリの学習としてメインのものはパーフェクト講義です。TEPPAN英単語やパーフェクト講義英文法編はサブ的なものであり、英単語帳みたいなものです。
パーフェクト講義はTOEICのPart1~7全てに対応しています。この中でリスニングの部分であるPart1~4までがとても使いやすいので紹介します。
これらは基本的に
例題→解説→単語・イディオム→ディクテーション→本文チェック→シャドーイング
という構成になっています。
学んだ1つ1つの例題を完璧にしていくスタイルです。
解説では英語教育で素晴らしい実績を上げている関正生講師が講義をしてくれます。
この人が書いた本には私も受験期にお世話になりました。
このアプリを私がオススメするには3つの理由があります。
⒈隙間時間でどこでもTOEIC対策ができる
⒉付け焼刃でなく、実用的な英語力がつく
⒊英語力が最もつくと言われているディクテーションとシャドーイングをとても使いやすく設計されている
以上の3つです。
⒈
例題を1つずつ学んでいくスタイルなので短時間で学習ができます。そして英単語もあるので単語帳を持ち歩く必要がなくなります。電車の中などの隙間時間でTOEIC対策ができます。
⒉⒊
英語力が最もつく方法としてディクテーションとシャドーイングが挙げられます。
ディクテーション:リスニングした英語の書き取り
シャドーイング:流れてくる英語を聞きながら真似して発音すること
これを行うことによって英語力がぐんぐん向上し、実用的な英語力が身につきます。
TOEICというものはテクニックを覚えていけばいいと言われていて、他のアプリだとTOEICのテクニックばかり重視しています。
しかしこのアプリはテクニックも教えてくれつつ実践的な英語力も身につけてくれます。
そして価格ですが、月2980円(月払いの場合)するのですが1週間無料で体験することもできます。もし体験してみて自分に合わなければ辞めてもいいですし、いいなと思ったら続ければいいと思います。私自身も初めは本当に効果があるのか不安でしたが、やってみると英語力がついてると実感し続けました。
②感想
とても使い勝手が良かったです。他のものも何個か試したのですがこれが一番良いかと。
1日1時間近くこのアプリに取り組んで、私はスコアが550から720まで1ヶ月で上がりました。リスニングで点が取れたのがスコアアップの要因でした。これからも続けていき800点を目指そうと思います。
理系のための人生設計ガイド
タイトル:理系のための人生設計ガイド
著者:坪田一男
https://www.amazon.co.jp/理系のための人生設計ガイド-経済的自立から教授選、会社設立まで-ブルーバックス-坪田一男-ebook/dp/B00GHHYBQY
①本の内容・紹介
この本は、著者が理系として生きてきて、トライアル・アンド・エラーをしてきた様々な人生設計をわかりやすく書いた「経験型」の本です。
この本の著者は坪田一男氏という人であり、慶応義塾大学医学部教授です。この本の中では著者の人生設計として、教授を目指す過程も描いてあります。教授を目指す具体的な過程が書いてあることも特徴的ですがもっと特異的なことがあります。
それは経済や人脈など、研究者にとっては一見関係なさそうなことをしっかりと書いている点です。これは著者の主張と関係しています。
この著者が主張しているのは、文系力(コミュニケーション、時間、お金の使い方)をちょっとでも持ち、人生設計をしっかりとすることで本当に人生がうまくいくというものです。
この文系力と人生設計に関することが著者の体験と交えて描いてあるので、研究者だけでなく理系として生きている学生などにもオススメです。
②評価や感想
私はこの本がとてもためになると感じました。
それは筆者の体験を基に書いてあるから話が想像しやすく、本当に色々なことが書いてあり実践しやすいためです。
いろいろなことととは文系力に関係するものであったり、自己分析、留学、表現力などです。
実践できることが多いとやってみようという気持ちになりました。
オススメ度:⭐︎⭐︎⭐︎/3