執念〜セッション〜
世間には成功するにはどうしたらいいかなどが書かれている自己啓発本が溢れている。
本屋に行くと入口らへんにズラリと並んでいたり。
こーゆー類の本は著者の体験談などを交えて伝えたいことが書いてあり読み物としてとても大変おもしろい。しかし書いてあることは時間を大切にしましょうとか、人に感謝しましょうとか結構当たり前のことだったりするけど・・・笑
そんな「成功する秘訣」が多くある中で、
自分の人生が何のためにあるか、自分は何を成し遂げたいのかを理解すること
僕はこれが最も大事だと思っている。
目標がなければどう努力すればいいかわからない。しかししっかり確固たる目標があれば、それを成すためにはどうすればいいか、どのようなアプローチをするかが明確になり、それらをこなせばいいだけになる。
今メジャーで大活躍をしている大谷翔平選手も高校生の頃に自分はこうなりたいというビジョンを立てて、それを成すためにはどうしたらいいかというものをしっかり考えている。
だから人生で成功したいのならばまず自分の人生の目標を立てることだと思う。
年をとるごとに考えていることなんて変わるんじゃないの?なんて疑問もあるかもしれない。しかし大目標、たとえば「ご機嫌に生きる」など自分の人生の大きな目標だとかはそんなに変わらないはず。変わるとしたらそこに対するアプローチ。ご機嫌に生きるためにある程度の地位は必要だから、「出世する」とか。それは変わっても構わないと思う。その時々で必要なことは変わってくるし、目標に近づいた段階でこれが必要だって気づくこともあるかもしれないし。
セッションの主人公であるニーマンは自分の人生の目標が定まっている。偉大なドラマーになると。そして死に物狂いの練習で目標を目指す。手が血だらけになる程ドラムを叩き続ける。ドラマーとして成功するために事故にあってもドラムを叩く。すさまじい執念を感じる。この映画を見ていると自分も本気で何かを目指してみたい。そんな気持ちになる。
特に目標もなく平凡な毎日に嫌気がさしている人にオススメの映画です。
アツさ:⭐︎⭐︎⭐︎
尊敬:⭐︎⭐︎⭐︎
追伸:指導者の人の怖さ異常