理系のための研究生活ガイド
タイトル:理系のための研究生活ガイド
著者:坪田一男
①内容紹介
この本は著者がトライアル・アンド・エラーをして得た研究生活のノウハウやテクニックを包み隠さず紹介している本です。著者は慶応大学の教授であり、長年研究を続けてきた方であるためだいぶ実践的な内容である。
内容は研究とは何かから始まり、研究室やテーマの選び方、はたまた読書術や留学する方法など様々です。
この本の主張としては、研究とはロマンに溢れた行為、知的冒険の最たるもの、絶対的に面白いものなどとプラスな意味でとても一貫しています。
著者が本気で研究を楽しんでいるのが本を通して伝わってきます。
②感想
この本を読んでいると研究したくてたまらなくなってきます。研究者とは何かわからない、研究なんて楽しくない、研究者として生きていきたいけどどうしていいかわからない、なんて人に特にオススメです。(学生向け)
この本に興味を持ったら是非この本の続編的ポジションである「理系のための人生設計ガイド」も読んでみてほしいです。
理系のための研究生活ガイドは研究というものに対して向き合っていますが、こちらの本は理系の人生(研究者)という大きなテーマに対して向き合っています。どちらの本もとてもためになる内容が目白押しです。
研究につまづいたときに読みたい度:⭐︎⭐︎⭐︎/3